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九杯目には早すぎる/蒼井上鷹
2007-05-27 Sun 01:44
以前言っていた、2千字ミステリシリーズ4作を含む短編集。
2千字ミステリが1冊にまとまるまでどれくらい時間がかかるのかというのは、無用の心配でした。

「大松鮨の奇妙な客」は、何かで読んだことがあるとすぐに気付いたものの、オチをちゃんとは覚えていなかったために最後のどんでん返しにも驚くことが出来ました。良く練られた作品。
全体的に、“凄く身近な殺人事件”という風に思うのは、いかにも有りそうな動機や、恨まれる人物のイヤ〜〜な感じが上手く描かれているからだと思います。
「私はこうしてデビューした」の狛江や「タン・バタン!」の小野寺は実際にいたら絶対に近づきたくない人種。本人に悪意がないから余計に腹が立つ、そんな空気を読まない人たちの描写がなんでこんなに上手いんだ、蒼井上鷹。


この流れで次の作品に手を出したい気持ちを抑えて、高田崇史に行きます。池袋ウェストゲートパークの最新巻を借りられてしまったので、蒼井さんは更に先延ばしになってしまうかも。読みたいのに〜。
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